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命・健康

猫物語<episodeⅠ>


 聞いて下さい。私と猫の物語<episordⅠ>
一昨年の夏、一匹のキジトラの猫が、私の家の勝手口のドアーを叩きます。とってもつぶらな目で私をじっと見つめて鳴くので、3カ月前に亡くなった「すず」ちゃん(黒猫です。この家で生まれて、この家で生涯を終えた唯一の猫)のご飯が残っていたのを思い出し少し器に盛るとお腹が空いていたのかあっという間に食べて、どこかに行ってしまいました。翌日、また勝手口のドアーを叩きます。そこには、産まれて日の浅い3匹の子猫が昨日のキジトラの猫のおっぱいを吸っていました。このまま居続けられたら困るなと思いながらも、残りのご飯をあげました。そうすると忽然と4匹とも姿を消しました。二日ほど姿を見せないので、ほっとしていると三日目の朝、勝手口のドアーの前で6匹の子猫がキジトラのお母さんのおっぱいを争って吸っていました。結局、そのキジトラの猫は、6匹の子猫のお母さんだったのです。そして、何かを懸命に訴えようとしています。子猫を守りたいという母猫の必死さが痛いほど伝わってきます。そして、つい同情してしまったのです。市役所に相談すると、「それはあなたの責任です」とつれないお言葉。行政って冷たいですよね。殺処分ゼロを標榜するNPOが引き取り手を探してくれるということなので、早速お願いすると「全猫にワクチン接種をして、それから連れてきてください」と、これまた厳しい条件を付けてきます。幸い子猫は全て引き取り手が現れましたが、避妊手術が必要でした。親猫を含め、可哀想でしたが、避妊手術をし、それぞれ新しい環境で生きて行くことになりました。親猫はうちで引き取りましたが、程なく、子猫の内、あまりにも内気な2匹の子猫が出戻りを余儀なくされました。我が家では、今、3匹の猫のファミリーと同居しています。年に2匹のネズミと2匹の蛇を捕まえて来ます。庭木の実を食べに来る美しい鳥を3匹捕まえます。狩猟本能を満たされ、満足そうです。でも、やっぱり止めてほしいかな。

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俺ふぇうすⅡ世
Les rêves sont la littérature du sommeil. 眠りから覚めても夢を見続けている。私の語る言葉はまだ夢の続きなのかもしれない。